Yamada Translation Bureau, Inc.
  • ホーム
  • Home
  • 会社情報
    • 会社概要
    • 事業所
    • 品質/情報セキュリティ
    • コンプライアンス
  • About Us
    • Profile
    • Offices
    • QMS/ ISMS
    • Compliance
  • サービス
    • 翻訳
    • 医学論文添削
  • Services
    • Translation
    • Manuscript editing / proofreading
    • FAQ >
      • FAQ(Translation)
      • FAQ(Edit)
  • お問合わせ
    • お問合わせ/ご注文
    • FAQ >
      • FAQ(翻訳サービス)
      • FAQ(論文添削サービス)
    • 登録翻訳者・翻訳チェッカー募集
  • Contact us
  • お客様の声
  • Testimonials
Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第56回 書き方のヒント

4/6/2012

 
今回は英語の文章の書き方や翻訳に関するヒントの続編です。
 
まず、英語の書式、スタイル、レイアウトを見てみましょう。日本語の文章ではよく鍵かっこ(<>)を見出しに使用します。これは英語では決して使いません。昔ながらの方法では、見出しにアンダーラインをつけていました。手書きの文章の場合は今でも使用されます。しかしワープロソフトが普及した現在、見出しは太字で表記されるようになりました。太字にした上で少し大きなフォントを使用することも見られます。
日本語でのナンバリングは① ② ③のように○付きであることが一般的です。英語では、専門的文書でたまに見かけることもありますが、それでも本文中では決して使われません。英語のナンバリングは‘1. 2. 3.’のように表記しましょう。
 
ナンバリングがパラグラフ中で1.からさらに細分化される場合は、1.1、1.1.1のように表します。1-1や1-1-1は使用しないようにしましょう。
 
別のよくあるミスとしてスラッシュ (/) の使用があります。‘and/or’ のように時折スラッシュが使用されることもありますが、一般的には‘and’ とスペルアウトするのが最善と言えます。
 
ではここからは動詞について見ていきましょう。英語で動詞は名詞よりも重要です。したがって、選択肢があったら名詞ではなく動詞に重点を置きましょう。
 
次に、英語では‘has’で表現するのが普通なところを、日本人は‘is’ を使いがちです。‘is good in sensitivity’ や‘is excellent in reliability’ではなく、ナチュラルな英語では‘has good sensitivity’、‘has excellent reliability’となります。
 
同様に、‘is provided with’、‘is equipped with’、‘is fitted with’といった表現も控えたいものです。このような表現が悪いというわけではありませんが、‘has’で表現すれば大方もっとよくなる、ということを覚えておくとよいでしょう。 具体的には、‘the car is equipped with four-wheel drive’よりも ‘the car has four-wheel drive’ です。
 
何かが足りないことを表現する場合も注意してください。‘the box is without handles’ではなく、‘the box does not have handles’がナチュラルな英語です。
 
‘in case where’という文章や翻訳も散見されます。‘in case where the train is late’や ‘in case where the timer beeps’などなど。必ずしも誤りであるとは言えませんが(それでも‘in cases where’としていただきたいところです)、普通の英語表現では‘when’ や ‘if’を用います。‘if the train is late’、‘when the timer beeps’のように表現しましょう。
 
最後に、英語表現は国際的見地に立ってしましょう。昨今もっぱらアメリカ英語のバリエーションが普及しています。例えば‘gage’ を ‘gauge’とスペルアウトしたり、‘one to ten’ ではなく‘one through ten’となったりです。バリエーションがある場合は、アメリカと国際社会との両方で受け入れられている表現を使うようにしましょう。この場合は‘gauge’と‘one to ten’が国際的に許容されています。
 
では今回はこのへんで。今回のヒントを忘れないようにして、いつも良い英語の読み物を読むよう心がけてください。スタイルや表現について新しく気が付く点も出てくるのではないでしょうか。是非メモを取って一層ナチュラルな英語表現を目指しましょう。

    過去の記事を読む

    7月 2022
    8月 2021
    6月 2021
    5月 2021
    4月 2021
    3月 2021
    2月 2021
    12月 2020
    11月 2020
    10月 2020
    9月 2020
    8月 2020
    7月 2020
    6月 2020
    5月 2020
    4月 2020
    3月 2020
    11月 2019
    10月 2019
    9月 2019
    8月 2019
    7月 2019
    6月 2019
    5月 2019
    4月 2019
    3月 2019
    2月 2019
    1月 2019
    12月 2018
    11月 2018
    8月 2018
    7月 2018
    6月 2018
    5月 2018
    4月 2018
    3月 2018
    2月 2018
    1月 2018
    12月 2017
    11月 2017
    10月 2017
    9月 2017
    8月 2017
    7月 2017
    6月 2017
    5月 2017
    4月 2017
    3月 2017
    2月 2017
    1月 2017
    12月 2016
    11月 2016
    10月 2016
    9月 2016
    8月 2016
    7月 2016
    6月 2016
    5月 2016
    4月 2016
    3月 2016
    2月 2016
    1月 2016
    12月 2015
    11月 2015
    10月 2015
    9月 2015
    8月 2015
    7月 2015
    6月 2015
    5月 2015
    4月 2015
    3月 2015
    2月 2015
    1月 2015
    12月 2014
    11月 2014
    10月 2014
    9月 2014
    8月 2014
    7月 2014
    6月 2014
    5月 2014
    4月 2014
    3月 2014
    2月 2014
    1月 2014
    12月 2013
    11月 2013
    10月 2013
    9月 2013
    8月 2013
    7月 2013
    6月 2013
    5月 2013
    4月 2013
    3月 2013
    2月 2013
    1月 2013
    12月 2012
    11月 2012
    10月 2012
    9月 2012
    8月 2012
    7月 2012
    6月 2012
    5月 2012
    4月 2012
    3月 2012
    2月 2012
    1月 2012
    12月 2011
    11月 2011
    10月 2011
    9月 2011
    8月 2011
    7月 2011
    6月 2011
    5月 2011
    4月 2011
    3月 2011
    2月 2011
    1月 2011
    12月 2010
    11月 2010
    10月 2010
    9月 2010
    8月 2010
    7月 2010
    6月 2010
    5月 2010
    4月 2010
    3月 2010
    2月 2010
    1月 2010
    12月 2009
    11月 2009
    10月 2009
    9月 2009
    8月 2009
    7月 2009
    6月 2009
    5月 2009
    4月 2009
    3月 2009
    2月 2009
    1月 2009
    11月 2008
    9月 2008
    8月 2008
    7月 2008
    6月 2008
    4月 2008
    3月 2008
    2月 2008
    1月 2008
    12月 2007
    11月 2007
    10月 2007
    9月 2007
    8月 2007
    7月 2007
    6月 2007

    筆者

    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

会社方針
医学論文のヒント
企業方針
​情報セキュリティ方針
​
品質方針
​
個人情報の取り扱い
​
サイトポリシー
Dr.McQuireの英語医薬論文の鍵
Dr.McQuireのメディカルライティング教室
​査読者に対する回答の書き方
​医療統計教室
​

blog

Jeffの言葉と文化のとらえ方
信息安全政策         品质方针          网站政策


Picture
Company Policy
ISMS Policy
Quality Policy
Privacy Policy
Site Policy
  • ホーム
  • Home
  • 会社情報
    • 会社概要
    • 事業所
    • 品質/情報セキュリティ
    • コンプライアンス
  • About Us
    • Profile
    • Offices
    • QMS/ ISMS
    • Compliance
  • サービス
    • 翻訳
    • 医学論文添削
  • Services
    • Translation
    • Manuscript editing / proofreading
    • FAQ >
      • FAQ(Translation)
      • FAQ(Edit)
  • お問合わせ
    • お問合わせ/ご注文
    • FAQ >
      • FAQ(翻訳サービス)
      • FAQ(論文添削サービス)
    • 登録翻訳者・翻訳チェッカー募集
  • Contact us
  • お客様の声
  • Testimonials