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Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第127回  国民保健サービス

3/20/2018

 
1948年の導入当時、イギリスの国民保健サービス(NHS)は医療ケアに革命を起こしました。炭鉱業や鉄道業など重要な産業の国営化を含む民主社会主義に対する関心の高まりの波に乗り、クレメント・アトリー氏率いる新たな労働党政府は、イギリスにおける医療ケア提供システムの全面的な改革に乗り出しました。
新任の保健大臣は気性の激しいウェールズ系の国会議員アナイリン・ベヴァン氏で、NHSの公式な歴史研究家チャールズ・ウェブスター氏が「大胆なキャンペーン」と呼んだ活動に着手し、NHSの最終的なシステムが構築されるまでを任されました。NHSは豊かさに関係なくすべての人が良い医療ケアを受けられなければならないという考えから生まれました。1948年7月5日にベヴァン氏がNHSを開始した時には、次の3つの基本原則を軸としていました:すべての人のニーズを満たすこと、無償で提供されること、支払能力ではなく医療現場のニーズに基づいていること。つまり、歯科、眼科、薬剤を含む医療ケアのすべての分野が完全に無料であるということでした。
これを成し遂げるため、すべての病院が国営化され、家庭医および一般医は健康省の職員となりました。
これらの改革は非常に好評で、イギリスは自国の健康サービスに大きな誇りを抱いていました。
開始当初から、イギリス社会においてNHSの文化的背景は映画、テレビ番組、アニメ、文学の中で反映および議論されてきました。ダニー・ボイルが演出した2012年のロンドンオリンピックの開会式でNHSは重要な発表枠を与えられ、“他の何よりも我々の国を一つにまとめている組織である”と説明されました。
しかし、コストの上昇や、より複雑な医療技術が受けられるようになったことにより、“すべての人に無償”という原則は長い年月の間に損なわれてきています。たとえば、1948年にNHSが始まった当時の運営予算は4億3,700万ポンド(現在の約90億ポンド)でしたが、2008-2009年の予算はその10倍(1,000億ポンド以上)を超えています。また、1995-1996年の医療費の割合は公的サービス予算の11.2%でしたが、2015-2016年には29.7%に増加しています。
医療サービス提供システムの最初の変更は眼鏡と入れ歯に料金を課すことでした。その1年後、新たな保守系政府は処方箋料を導入しました。その後、歯科診療にも料金が導入されました。ただ、これらの料金は総費用のごく一部で、ほとんどの人にとって容易に支払える額でした。
しかし、NHSの状況は厳しいものでした。2010年からは、同じ仕事を続けている医療スタッフの昇給率に1%の上限が設けられています。医師、歯科医、看護師、その他の医療従事者を代表する組合は、上限によって医療サービスや患者ケアが損なわれていると訴え、報酬の上限を撤廃するよう政府に要求しています。
また、ブレグジットに関連するリスクもあります。先日、外務大臣のボリス・ジョンソン氏は、NHSはEU離脱によるコストダウンの恩恵を受けるだろうと述べました。熱心な残留支持者であるニール・キノック元労働党党首はこの発言に憤慨し、「“有識者”を軽視しても、ジョンソン氏主導のブレグジット賛成によってNHSがすでに損害を被っており、今後も負担を負うことになるという事実を隠すことはできない」、「極めて重要なことは、NHSの財源である歳入がブレグジットによってすでに減少しており、今後も圧迫され続けるということだ」と述べました。
この先どう転ぶかは誰にも分かりません。しかし、国民のあいだでは増税に対する強い支持があるようです。2016年の世論調査では、国民の70%が、NHSの費用として限定および保障されるのであれば、所得税が多少増えてもよいと考えていることが示されました。
一方、NHSはインフルエンザ、悪天候、呼吸器疾患患者の増加のため、今年の冬はここ数十年で最も厳しい財源圧迫に直面しています。
ガーディアン紙は「病院のベッド数が昨年よりも減少しており、最近の急激な疾患増加に対応できずにいる。たとえば、先週の病床利用率はイギリスの救急医療運営機構153施設のうち17施設で98%以上であり、最も高かったウォルソール医療運営機構では99.9%であった」と報道しています。
英国NHSは、“[最近の]呼吸器疾患有病率の高さ、病床利用率が高く急増する需要への対応能力が限られていること、インフルエンザ患者数が早期に増加する徴候にあること、そして報道されているように救急科(A&E)に運ばれる患者の重症度が増していることなどにより、組織が持続的に圧迫されている”ことを認めています。
NHSの上層部や上級医の多くは、現在NHSはかつてないほど圧迫されていると言っています。国立救急医療大学の学長タージ・ハッサン博士は、「医師たちは、仕事を始めて以来経験したことのない厳しい状況にある」と言います。
NHSの上層部が、これまでに前例のないような手段―たとえば、少なくとも1月末まで何万という手術や外来の予約をキャンセルするなど―を取るように病院に指示していることは、救急隊員や一般外科医を含むNHSが直面している状況の深刻さを強調しています。
NHSがこの危機を乗り切ることを願いましょう。
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    筆者

    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

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