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Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

ボリス・ジョンソン氏はいつまで首相でいられるか?

8/12/2021

 
ボリス・ジョンソン氏に問題発生です。またですね。この数週間、かつて最も信頼していたアドバイザーであった、自身の元上級顧問ドミニク・カミングス氏からの様々な批判と戦っています。また、他にも、一番記憶に新しい保健相マット・ハンコック氏の不倫などのスキャンダルがあります。

ハンコック氏は補佐官のジーナ・コラダンジェロ氏と抱き合いキスをしている写真を撮られました。明らかなコロナ対策のルール違反です。国民は憤慨しました。コロナ対策のルールをきちんと守り、結婚式やお葬式などの家族で集まる大切な機会を逃してきた人々は、国民の健康に責任を持つべき人物がそれほど簡単にルールを破ってしまうものなのかとショックを受けました。メディアも同じように激怒し、ハンコック氏の解任を求めました。

しかし、ボリス・ジョンソン首相は何もしませんでした。ハンコック氏は結局辞任し、彼の子供の母親である妻のもとを去り、コラダンジェロ氏のもとに移り住みました。妻はそのことを新聞で読むまで何も知りませんでした。

さて、なぜジョンソン首相はハンコック氏を解任しなかったのでしょうか?おそらく、自分の長年の不貞を考えると、他人のプライベートに干渉したくないと思ったのかもしれません。また、ジョンソン首相はドミニク・カミングス氏にハンコック氏は“とんでもなくどうしようもない奴だ”とメールしていましたが、同僚をクビにすることには躊躇いがあったようで、ハンコック氏の解任を拒みました。

また、ジョンソン首相の“決断力のなさ”も伺われます。ジョンソン首相の支持者でさえ、首相は衝突を避ける傾向にあり、厳しいことを伝えるのに苦労していると言います。ドミニク・カミングス氏は次のように言っています。「閣議で“少しでも都合が悪く”なると、(ジョンソン首相は)お得意のパターンで『この件はまた後ほど個別に話そう』と言った後に『勝利に向かって前進』と叫んで親指を立て、誰かが異議を唱える前に部屋を出てその件を終わらせてしまう。」

ジョンソン首相と一緒に働いてきた他の人々も首相が同僚を解任することに尻込みしているという事実を裏付ける発言をしています。

イギリスの議会では、ダン・ローゼンフィールド首席補佐官はもうジョンソン首相のお気に入りではなくなったと広く考えられています。しかし、保守党の幹部の一人は、もしそれが本当なら首相は問題に真っ向から取り組もうとはしないだろうと言っています。

「首相はダンを解任せず、中心から外すだけでしょう。首相はエディ[元首席補佐官のリスター氏]も決して解任しませんでしたし、ガッツァ[元政務長官のベン・ガスコイン氏]も決して解任しませんでした。以前ほど彼らの意見に耳を傾けなくなっただけです」。そして、ここ数カ月で政府内の力関係が変わったため、2人とも辞任しました。

ドミニク・カミングス氏は、イギリス政府がコロナウイルスのパンデミック対応に追われていた昨年3月の政府内の“非現実的な”混乱について、ジョンソン首相がマスコミに振り回され、方針をコロコロ変えていたことを「まるでスーパーでショッピングカートを通路の端から端へ衝突させているかのようだった」と暴露しました。

議会での証人喚問で、ボリス・ジョンソン首相の元側近は、首相を「首相に向いていない」として個人的に非難しました。彼は、ジョンソン首相は最初のロックダウンを後悔し、議会で多数のアドバイスがあったにも関わらずその後の制限を課すことを躊躇したため、結局「亡くならなくて済んだはずの何万もの人々が亡くなった」と主張しました。

カミングス氏は議員に、首相は最初のロックダウンについて「私は“映画『ジョーズ』の市長”になってビーチを開放し続けるべきだった」と何度も言っていたと言い、また、10月にジョンソン首相が3回目のロックダウンを指示するよりも「遺体が高く積みあがる」のを見るほうを選ぶと言ったという報道が事実であると述べました。

カミングス氏は首相自身がコロナウイルスの深刻さを軽視し続け、“怖い話”と呼んで豚インフルエンザと比べていたと言いました。また、官僚らが意図的にジョンソン首相をコブラ会議(緊急事態対策会議)から外していたとも述べました。

「まさに、政府の様々な高官は、首相がコブラ会議の議長を務めても、皆に『心配ないさ。クリス・ウィッティ氏[イギリスの首席医務官]にテレビの生中継でコロナウイルスを私に注射させれば、怖がることはないということが皆にも分かるよ』と言うだけで、真剣に計画を立てるのに何の役にも立たないだろうと考えていた。」

カミングス氏曰はく、ウイルスの感染を拡大させる“集団免疫”を目指していたのは3月半ばだけのことで、その計画は後に遅ればせながら断念することになりました。彼は「1月、2月、3月前半にはすべての議論において集団免疫の論理一色だった」と議会に述べました。

また、その後の証言で、カミングス氏は批判されている政府内のコミュニケーション不足が誤った政策の大きな一因であると言い、ジョンソン首相を非難しました。

「首相の言うことが1日に10回も変わり、毎日報道陣を呼んでは自身の方針と逆のことを言うのだから、どれだけ素晴らしい人々がコミュニケーションを取っていても関係ない」と述べました。

カミングス氏によると、最初のロックダウンのあと、経済を再開したがるジョンソン首相とコロナウイルスへの対応について意見が対立したとし、首相のスタンスを“正気とは思えない”と言いました。

また、彼は、リシ・スナック財務大臣など政府内の他の多くの人々もカミングス氏を支持していましたが「首相は私たちのアドバイスを聞こうとしなかった」と述べています。

そして、次のように続けました。「まるでスーパーでショッピングカートを通路の端から端へ衝突させているような首相の周りで、誰も対応策を見つけることはできなかった。」

政府の対応が失敗だと思った時になぜ辞任しなかったのかを問われて、カミングス氏は7月末に12月18日までに辞めると首相に伝えていたと言いました。

彼はジョンソン首相に次のように話したと言っています。「状況は混乱している。政府も混乱している。私がチームを団結させ、この混乱に対処できることをあなたは分かっているはずだが、あなたは私があなたよりも混乱を収める力を持っていることを恐れている―この状況にこのまま身を置き続けることは到底できない。」

そして、それに対して首相は笑いながら同意し、「混乱というのは、つまり、誰が指揮を執っているかを知るために皆が私に注目しなければいけないということを意味している」と言ったと述べています。

国民の不満が募っていることは明らかです。保守党はこれまで確実に獲得していた議席を最近の補欠選挙で自由民主党に奪われていますし、それ以上に多くの人々が政府にうんざりしています。

さて、今後はどうなるのでしょうか?

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    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

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