Yamada Translation Bureau, Inc.
  • ホーム
  • Home
  • 会社情報
    • 会社概要
    • 事業所
    • 品質/情報セキュリティ
    • コンプライアンス
  • About Us
    • Profile
    • Offices
    • QMS/ ISMS
    • Compliance
  • サービス
    • 翻訳
    • 医学論文添削
  • Services
    • Translation
    • Manuscript editing / proofreading
    • FAQ >
      • FAQ(Translation)
      • FAQ(Edit)
  • お問合わせ
    • お問合わせ/ご注文
    • FAQ >
      • FAQ(翻訳サービス)
      • FAQ(論文添削サービス)
    • 登録翻訳者・翻訳チェッカー募集
  • Contact us
  • お客様の声
  • Testimonials
Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第7回 Curriculum Vitae (CV) の書き方 - パート2

12/28/2007

 
前回は個人情報を集めて、CVまたはResumeを書く準備をしました。次に、その情報を見直して、応募する職業に関係がある部分を探していきましょう。そこを目立たせるのです。理想を言えば、応募先に合わせてCVは一回ずつ書くのがいいでしょう。もちろん集めた基本情報はすべて使いますが、強調する部分を決めて、応募先にあわせCVをきめ細かく書き直していきます。
 
強調する大事な部分を見つけるには、希望する会社について調べる必要があります。その会社についてできるだけたくさんのものに目を通し、ホームページを確認します。人を理解するときと同じように、会社についての理解を深めてください。
 
また、業界用語 (buzzword) を使うようにします。業界用語とは特定の職業に関連した言葉で、業界の誰もが使っているものです。求人広告にそうした専門用語が使われている場合は、CVに必ず含めてください。たとえば、e-learning (Eラーニング)、return on investment (投資収益率)、3G (第三世代)、next generation (次世代) などがあります。
 
この段階で、専門家の手を借りることを検討してもよいでしょう。Resumeの作成を専門にしている会社は数多くあり、たくさんのプロの人たちがそうしたサービスを利用しています。なかにはCEO(最高経営責任者)もいるぐらいです。WebでResume作成サービスを探してみてください。費用はそれほど高くありません。100~200ドル程度でしょう。ただし、利用する会社は慎重に選んでください。
 
……まだ続きを読んでいますね。ということは、CVを自分で書くことに決めたのだと思います。それでは次に進みましょう。まず必要なのは、全体のスタイルを決めることです。CVの目的は面接にこぎつけることだと忘れないでください。CVは自分の広告です。できるだけ魅力あるものにしてください。人事部には、1つの職に対して何百通もの応募書類が送られてきます。そのため、1通1通にかけられる時間はほんのわずかです。必ず好印象を持ってもらえるCVを作成しましょう。
 
何ページ書けばいいか。
CVに決まった長さはありません。1ページの人もいれば、2ページ、3ページの人もいるでしょう。重要なすべての情報がはっきりと読みやすく書かれていれば、1ページが最もよいと思われます。たくさんの職歴があり、それを記載したいのであれば、2ページ目に書いてもよいでしょう。ただし、魅力あるものにしてください。
 
どのスタイルで書けばいいか。
これも個人の好みですが、応募する会社と国に合ったものにします。
 
CVには2つの基本的なスタイルがあります。時系列に基づいたタイプと機能や能力に基づいたタイプです。時系列タイプは、自分の情報を一連の一般的な項目、学歴、職歴などにまとめて書きます。機能別タイプは、最初に就職を希望している職業に必要と思われる能力や技能を書き、そこに個人情報を書いていきます。これは「targeting your CV (CVの絞りこみ)」と呼ばれ、アメリカで広く採用されています。イギリスでも広がりを見せています。ただし、実際に書くのは難しいため、この方法で書きたいのであれば、専門家の助けが必要でしょう。
 
時系列タイプを見てみましょう。最初は個人情報から始めます。正式または伝統的なスタイルは以下のようになります。
Curriculum Vitae
 
Personal Details:
Name:
 Taro Honyaku
Date of Birth: 1st April 1986
Nationality: Japanese
Address:
4-1 Nishi-Nippori
Arakawa-ku
Tokyo
116-0005
Japan
 
E-mail: [email protected]
 
Home Tel & Fax: 03 xxx xxxx
Mobile Tel: 090 xxxx xxxx
 
Marital Status: single
 
Personal Statement
----------------
もっと現代的で、略したスタイルは以下のようになります。
Taro Honyaku
4-1 Nishi-Nippori
Arakawa-ku
Tokyo
116-0005
Japan
 
E-mail: [email protected]
 
Home Tel & Fax: 03 xxx xxxx
Mobile Tel: 090 xxxx xxxx
Born: 1st April 1986                         Nationality: Japanese    Marital Status: single
 
 
Personal Statement
--------------
以下のように住所をページの一番上や一番下に書くこともできます。
 
4-1 Nishi-Nippori, Arakawa-ku, Tokyo, 116-0005, Japan
E-mail: [email protected]
Home Tel & Fax: 03 xxx xxxx, Mobile Tel: 090 xxxx xxxx
 
------------
アメリカでは、雇用者が年齢、性別、人種、結婚歴を質問することが禁止されています。そうした情報は含めないようにしてください。
 
次に、自分の個性と目標の概略を記載します。これには、Personal Statement (身上書)、Objective Statement (志望動機)、Career Statement (職務経歴書)、Position Desired (希望職種) など多くの言い方やスタイルがあります。ここはCVの中でも特に重要な部分です。前回書き出した自分の個性をもう一度見直し、応募する職業にふさわしいものを選んでください。応募する会社の職位が分かっている場合はそれを利用します。その職業に自分が適している理由を2~3行にまとめてください。
 
CVでは、Personal Statementだけでなく他の部分でも、「I (私)」や「my (私の)」といった表現は避けます。たとえば「I (私)」を使わず、「experienced translator seeks supervisory position (経験豊富な翻訳者が管理的な職種を探しています)」といった表現にします。また可能な限り、achieved (達成した)、accomplished (遂行した)、established (確立した)、managed (管理した)、sold (販売した) など、動的な行動を表す動詞を使います。
 
次に、前回集めたその他の情報を記入します。項目は、学歴、職歴、技能、興味を持っていることや趣味、話せる言葉、持っている資格や免許などです。新卒者の場合、最初に学歴を書きます。働いた経験がある場合は職歴を最初に書きます。それぞれの職業や履修科目で学んだこと、達成した内容の簡潔な説明も忘れずに記載します。
 
最後に、一番下の行に "References available on request.” (信用照会先は要求あり次第提出いたします) と記入します。
 
これでほぼ完成です。見栄えはどうですか。見た目よく仕上げて、見る人の注意を引くようにします。ごちゃごちゃした感じは避けてください。必ず「余白」を多く残すようにします。余白は重要な部分を強調し、人の目を引き付けるのに役立ちます。新聞や雑誌の広告を見て、余白がどのように使われているか調べてみてください。
 
CVをどのように魅力ある個性的なものにするかは個人の判断次第ですが、作成時に利用できるものもあります。Microsoft Wordの英語版には、いくつかResume用テンプレートが用意されています。MicrosoftのWebサイトにはさらに多くのテンプレートもあります。
 
http://office.microsoft.com/en-gb/templates/CT101043371033.aspx
 
 
色
カラープリンタがあれば、いくつかの欄を色づけしてCVを目立たせることもできます。色のついた紙を利用してもいいでしょう。ただし、色の使いすぎには注意が必要です。必ず受け取る会社側が受け入れられるものにしてください。
 
最後にスペルミスがないか丹念に見直したら、誰か、たとえば教師や友人、同じ業界の人にCVを見てもらいます。アドバイスをよく聞いて、柔軟に修正してください。それでは皆さんの幸運をお祈りします。
 
次回はカバーレターについて見ていくことにしましょう。

    過去の記事を読む

    7月 2022
    8月 2021
    6月 2021
    5月 2021
    4月 2021
    3月 2021
    2月 2021
    12月 2020
    11月 2020
    10月 2020
    9月 2020
    8月 2020
    7月 2020
    6月 2020
    5月 2020
    4月 2020
    3月 2020
    11月 2019
    10月 2019
    9月 2019
    8月 2019
    7月 2019
    6月 2019
    5月 2019
    4月 2019
    3月 2019
    2月 2019
    1月 2019
    12月 2018
    11月 2018
    8月 2018
    7月 2018
    6月 2018
    5月 2018
    4月 2018
    3月 2018
    2月 2018
    1月 2018
    12月 2017
    11月 2017
    10月 2017
    9月 2017
    8月 2017
    7月 2017
    6月 2017
    5月 2017
    4月 2017
    3月 2017
    2月 2017
    1月 2017
    12月 2016
    11月 2016
    10月 2016
    9月 2016
    8月 2016
    7月 2016
    6月 2016
    5月 2016
    4月 2016
    3月 2016
    2月 2016
    1月 2016
    12月 2015
    11月 2015
    10月 2015
    9月 2015
    8月 2015
    7月 2015
    6月 2015
    5月 2015
    4月 2015
    3月 2015
    2月 2015
    1月 2015
    12月 2014
    11月 2014
    10月 2014
    9月 2014
    8月 2014
    7月 2014
    6月 2014
    5月 2014
    4月 2014
    3月 2014
    2月 2014
    1月 2014
    12月 2013
    11月 2013
    10月 2013
    9月 2013
    8月 2013
    7月 2013
    6月 2013
    5月 2013
    4月 2013
    3月 2013
    2月 2013
    1月 2013
    12月 2012
    11月 2012
    10月 2012
    9月 2012
    8月 2012
    7月 2012
    6月 2012
    5月 2012
    4月 2012
    3月 2012
    2月 2012
    1月 2012
    12月 2011
    11月 2011
    10月 2011
    9月 2011
    8月 2011
    7月 2011
    6月 2011
    5月 2011
    4月 2011
    3月 2011
    2月 2011
    1月 2011
    12月 2010
    11月 2010
    10月 2010
    9月 2010
    8月 2010
    7月 2010
    6月 2010
    5月 2010
    4月 2010
    3月 2010
    2月 2010
    1月 2010
    12月 2009
    11月 2009
    10月 2009
    9月 2009
    8月 2009
    7月 2009
    6月 2009
    5月 2009
    4月 2009
    3月 2009
    2月 2009
    1月 2009
    11月 2008
    9月 2008
    8月 2008
    7月 2008
    6月 2008
    4月 2008
    3月 2008
    2月 2008
    1月 2008
    12月 2007
    11月 2007
    10月 2007
    9月 2007
    8月 2007
    7月 2007
    6月 2007

    筆者

    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

会社方針
医学論文のヒント
企業方針
​情報セキュリティ方針
​
品質方針
​
個人情報の取り扱い
​
サイトポリシー
Dr.McQuireの英語医薬論文の鍵
Dr.McQuireのメディカルライティング教室
​査読者に対する回答の書き方
​医療統計教室
​

blog

Jeffの言葉と文化のとらえ方
信息安全政策         品质方针          网站政策


Picture
Company Policy
ISMS Policy
Quality Policy
Privacy Policy
Site Policy
  • ホーム
  • Home
  • 会社情報
    • 会社概要
    • 事業所
    • 品質/情報セキュリティ
    • コンプライアンス
  • About Us
    • Profile
    • Offices
    • QMS/ ISMS
    • Compliance
  • サービス
    • 翻訳
    • 医学論文添削
  • Services
    • Translation
    • Manuscript editing / proofreading
    • FAQ >
      • FAQ(Translation)
      • FAQ(Edit)
  • お問合わせ
    • お問合わせ/ご注文
    • FAQ >
      • FAQ(翻訳サービス)
      • FAQ(論文添削サービス)
    • 登録翻訳者・翻訳チェッカー募集
  • Contact us
  • お客様の声
  • Testimonials