Yamada Translation Bureau, Inc.
  • ホーム
  • Home
  • 首页
  • 会社情報
    • 会社概要
    • 事業所
    • 品質 / 情報セキュリティ
    • コンプライアンス
  • About Us
    • Profile
    • Offices
    • QMS/ ISMS
    • Compliance
  • 公司信息
    • 公司概要
    • 公司
    • 品质管理/信息安全
    • 遵守法规政策
  • サービス
    • 翻訳
    • 医学論文添削
  • Services
    • Translation
    • Manuscript editing / proofreading
    • FAQ >
      • FAQ(Translation)
      • FAQ(Edit)
  • 服务
    • 翻译
    • 医学论文校正服务
    • 付款方式
  • お問合わせ
    • お問合わせ/ご注文
    • FAQ >
      • FAQ(翻訳サービス)
      • FAQ(論文添削サービス)
    • 登録翻訳者・翻訳チェッカー募集
  • Contact us
  • 联络我们
    • 联络我们/委托翻译
    • 上传文件获取免费报价
    • 常见问题(FAQ) >
      • 常见问题(论文校正服务)
  • お客様の声
  • Testimonials
  • 客户之声
Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第88回 英国政治に大変な変化が起きようとしているのか

12/19/2014

 
11月、英国独立党(United Kingdom Independence Party:UKIP)はロチェスター選挙区の補欠選挙において、英国下院で2つめの議席を獲得しました。UKIPはこの1年の間に2回の補欠選挙で保守党の前下院議員と争って、両方の選挙に勝利しました。部外者には特に意味がないかもしれませんが、ウェストミンスター宮殿にはかなりの動揺が走りました。これは英国政治における新勢力の台頭を意味するのでしょうか。少し解説しましょう。

英国には現在3つの主要政党と、スコットランドにスコットランド国民党(Scottish National Party:SNP)があります。

保守党は伝統的に企業や地主を支援してきた右派政党です。反EU感情を抱く強固な国家主義者集団を抱えています。スコットランドでは全面的に支持を失いました。

労働党は「かつては左派・現在は中道」の政党で、伝統的に労働組合を支援してきました。最近は企業とも手を組もうとしています。「新しい労働党(New Labour)」による変革を不快に思っている従来の左派集団を抱えています。この党もどちらかといえば反EUです。

自由民主党は旧自由党と社会民主党(労働党の離脱派)が合併してできた政党で、ゆっくり規模と勢力を拡大しながら、現在は保守党と与党連合を組むまでになりました。急進的傾向を持つ中心政党です。EUを強力に支持する唯一の政党ですが、UKIPが支持を拡大するにともなって人気が低下しています。

UKIPはその名が示す通り、反EU・反移民を掲げる政党です。過去数年間の地方選挙と今回の国政選挙で急速に躍進を遂げました。理由の一つに、有権者が主流派政党に幻滅し始めたことが挙げられます。

英国内におけるEUからの移民が英国の福祉制度に便乗していると言われていることも、UKIPが躍進した理由の一つになっています。確かに一部はそうでしょう。しかし、移民は経済にとってプラスでありマイナスではないというのが専門家の一致した意見です。また興味深い事実として、英国など数ヶ国で実施した最近の調査によると、元から暮らす住民はコミュニティ内の移民数を実際より多く見積もることが多いという結果が判明しています。

そのほかに、EUがUKに押しつけている何百もの新規制(多くは馬鹿げたもの)が嫌悪されていることやEUの将来に対する方向性が理由として挙げられます。ドイツの首相、アンジェラ・メルケルはEUの一層強固な統合を推進しており、程度の低い統合による緩やかな関係を望む保守党党首デーヴィッド・キャメロンなどEUの多くの国から反対されています。実際、ほとんどの親EUである英国の政治家もこれと同じ立場と考えられます。

カリスマ的リーダーであるナイジェル・ファラージ(本人は移民の子孫)が率いるUKIPに対する急速な支持拡大は、全政党の政治家がEUと移民の擁護をしぶしぶ展開している態度が有権者に弱々しく見えたことが理由と考えられます。この問題に関するかぎり、ファラージは国家的議題に最も影響力を及ぼし、保守党議員を震え上がらせました。いまや少なくない保守党議員が、所属政党の指導者よりもUKIPと共通点が多いと考えています。キャメロン首相は反抗的な党を一つに保ったまま、穏健な状態を維持しようと必死になっています。しかし、2015年5月の次回総選挙の前に、保守党の一部が離党してUKIPに加わることで、同党が分裂する危険があります。

しかし、労働党は保守党の弱点を利用できるほど立場がよくありません。党首のデイヴィッド・ミリバンドに人気がなく、かつて労働党の牙城であったスコットランドも、労働党ではなくSNPの議員をウェストミンスターに送り出す可能性があります。

結果として大きな問いが残ります。

UKIPはこのまま支持基盤を拡大し続けるのでしょうか。

保守党は分裂するのでしょうか。

SNPはスコットランドの票を独占するのでしょうか。

この答えが「イエス」かつ多くのコメンテイターも同調するのであれば、英国政治は大混乱と激変に陥ることでしょう。どの党も過半数が獲れず、連立パートナーを求めて果てしない入れ替えが続くと予想されます。UKIPと(新党首の下の)残りの保守党が連立を組めば、英国はUK(連合王国)を未知の領域に向かわせるかもしれません。

将来がどうなるかは誰にも分かりません。座して待つしかありませんね。

コメントの受け付けは終了しました。

    過去の記事を読む

    7月 2022
    8月 2021
    6月 2021
    5月 2021
    4月 2021
    3月 2021
    2月 2021
    12月 2020
    11月 2020
    10月 2020
    9月 2020
    8月 2020
    7月 2020
    6月 2020
    5月 2020
    4月 2020
    3月 2020
    11月 2019
    10月 2019
    9月 2019
    8月 2019
    7月 2019
    6月 2019
    5月 2019
    4月 2019
    3月 2019
    2月 2019
    1月 2019
    12月 2018
    11月 2018
    8月 2018
    7月 2018
    6月 2018
    5月 2018
    4月 2018
    3月 2018
    2月 2018
    1月 2018
    12月 2017
    11月 2017
    10月 2017
    9月 2017
    8月 2017
    7月 2017
    6月 2017
    5月 2017
    4月 2017
    3月 2017
    2月 2017
    1月 2017
    12月 2016
    11月 2016
    10月 2016
    9月 2016
    8月 2016
    7月 2016
    6月 2016
    5月 2016
    4月 2016
    3月 2016
    2月 2016
    1月 2016
    12月 2015
    11月 2015
    10月 2015
    9月 2015
    8月 2015
    7月 2015
    6月 2015
    5月 2015
    4月 2015
    3月 2015
    2月 2015
    1月 2015
    12月 2014
    11月 2014
    10月 2014
    9月 2014
    8月 2014
    7月 2014
    6月 2014
    5月 2014
    4月 2014
    3月 2014
    2月 2014
    1月 2014
    12月 2013
    11月 2013
    10月 2013
    9月 2013
    8月 2013
    7月 2013
    6月 2013
    5月 2013
    4月 2013
    3月 2013
    2月 2013
    1月 2013
    12月 2012
    11月 2012
    10月 2012
    9月 2012
    8月 2012
    7月 2012
    6月 2012
    5月 2012
    4月 2012
    3月 2012
    2月 2012
    1月 2012
    12月 2011
    11月 2011
    10月 2011
    9月 2011
    8月 2011
    7月 2011
    6月 2011
    5月 2011
    4月 2011
    3月 2011
    2月 2011
    1月 2011
    12月 2010
    11月 2010
    10月 2010
    9月 2010
    8月 2010
    7月 2010
    6月 2010
    5月 2010
    4月 2010
    3月 2010
    2月 2010
    1月 2010
    12月 2009
    11月 2009
    10月 2009
    9月 2009
    8月 2009
    7月 2009
    6月 2009
    5月 2009
    4月 2009
    3月 2009
    2月 2009
    1月 2009
    11月 2008
    9月 2008
    8月 2008
    7月 2008
    6月 2008
    4月 2008
    3月 2008
    2月 2008
    1月 2008
    12月 2007
    11月 2007
    10月 2007
    9月 2007
    8月 2007
    7月 2007
    6月 2007

    筆者

    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

会社方針
医学論文のヒント
企業方針
​情報セキュリティ方針
​
品質方針
​
個人情報の取り扱い
​
サイトポリシー
Dr.McQuireの英語医薬論文の鍵
Dr.McQuireのメディカルライティング教室
​査読者に対する回答の書き方
​医療統計教室
​

blog

Jeffの言葉と文化のとらえ方
信息安全政策         品质方针          网站政策


Picture
Company Policy
ISMS Policy
Quality Policy
Privacy Policy
Site Policy
  • ホーム
  • Home
  • 首页
  • 会社情報
    • 会社概要
    • 事業所
    • 品質 / 情報セキュリティ
    • コンプライアンス
  • About Us
    • Profile
    • Offices
    • QMS/ ISMS
    • Compliance
  • 公司信息
    • 公司概要
    • 公司
    • 品质管理/信息安全
    • 遵守法规政策
  • サービス
    • 翻訳
    • 医学論文添削
  • Services
    • Translation
    • Manuscript editing / proofreading
    • FAQ >
      • FAQ(Translation)
      • FAQ(Edit)
  • 服务
    • 翻译
    • 医学论文校正服务
    • 付款方式
  • お問合わせ
    • お問合わせ/ご注文
    • FAQ >
      • FAQ(翻訳サービス)
      • FAQ(論文添削サービス)
    • 登録翻訳者・翻訳チェッカー募集
  • Contact us
  • 联络我们
    • 联络我们/委托翻译
    • 上传文件获取免费报价
    • 常见问题(FAQ) >
      • 常见问题(论文校正服务)
  • お客様の声
  • Testimonials
  • 客户之声