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Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第118回 プレミアリーグ閉幕

6/22/2017

 
“世界最高のサッカー監督”と騒がれているマンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督がプレミアリーグのタイトルを獲るだろうと多くの人が予想していましたが、念願のトロフィーを獲得したのは、あまり注目されていなかったアントニオ・コンテ監督のチェルシーでした。

コンテ監督のチームは、シーズン序盤はかなり調子が悪く、8試合を戦った後、アーセナルに3対0で惨敗しました。これがターニングポイントとなりました。コンテ監督はフォーメーションを3バックに変更し、その後の試合で負けたのは3試合のみでした。そして、最終的には、2位のトッテナム・ホットスパーより7ポイントも多い93ポイントでシーズンを終えました。これで、コンテ監督はクラブチームの監督として自身の過去4シーズンすべてでリーグ優勝を果たしたことになりますが、試合開始のホイッスルから試合終了までテクニカルエリアを動き回り、チームに激を飛ばし、大声で指示を送る姿から、彼がチームに全身全霊を傾け、選手と共に試合を戦っていることは誰の目にも明らかです。

他のチームはどうだったのでしょうか?

次によかったのは、シーズンが終わりに近づくにつれタイトル獲得に向けて素晴らしい猛追を見せたマウリシオ・ポチェッティーノ監督のトッテナム・ホットスパーでした。ハリー・ケインは30試合で29得点を挙げ、リーグ最多得点を獲得した選手に与えられるトロフィー“ゴールデンブーツ”をプレミアリーグ史上5人目となる2季連続で獲得しました。これは87分に1ゴールのペースで得点を挙げているということです。プレミアリーグでは、今シーズンは6つの“ハットトリック(1人の選手が1試合で3得点を挙げること)”がありましたが、そのうち4つは、シーズンの最終2試合におけるレスター・シティ戦での4ゴールとハル・シティ戦での3ゴールなど、ケインが達成したものでした。本当に素晴らしい結果です。

残りのチームの中で最もよかったのは、来季のチャンピオンズリーグの出場権は得たものの、78ポイントと上位2チームには遙かに及ばなかったマンチェスター・シティでした。

そして、マンチェスター・シティに76ポイントと僅差で続いたのがリバプールです。ユルゲン・クロップ監督は、就任後初のフルシーズンの戦いと、チャンピオンズリーグの最後の1枠を得たことに満足していることでしょう。

アーセナルはリバプールに1ポイント及ばず5位に終わり、20年ぶりにチャンピオンズリーグの出場権を逃しました。しかし、アーセン・ベンゲル監督は、FAカップの決勝でチェルシーに2対1で勝利したことで埋め合わせをしました。これでベンゲル監督は新記録となる7勝目を挙げ、FA史上最も成功した監督となりました。

マンチェスター・ユナイテッドはアーセナルに6ポイント及ばず、ジョゼ・モウリーニョ監督にとって残念なリーグ復帰となりました。

ロナルド・クーマン監督のエヴァートンはまだ発展途中であり、61ポイントで上位チームの中で一番下の7位でした。そして、46ポイントと大きく離れてサウサンプトンが続きました。今季はトップチームと中間チームとの間に明らかに大きな差がありました。

レスター・シティは44ポイントで12位でした。シーズン序盤に情けないスタートを切った後、監督を交代し、その後、降格圏から這い上がりました。チャンピオンズリーグでは好調で、準々決勝まで進み、イングランドのチームの中で最後まで残りました。

最後に、私の故郷のチーム、バーンリーに称賛を贈りたいと思います。40ポイントで16位となり、3度目の挑戦でプレミアリーグへの残留をつかみました。バーンリーは1882年にプロのクラブチームとして設立され、1888年のサッカーリーグの創設メンバーでした。そして、これまで、ほぼずっとトップまたはトップに近い位置にいました。イングランドのリーグ優勝2回、そしてFAカップ優勝1回の経験があります。また、ヨーロピアン・カップ(現チャンピオンズリーグ)の準々決勝まで進んだこともあります。これは、人口わずか73,000人の、サッカー界のトップリーグにおいて最も小さい町の一つ、そしてプレミアリーグでは確実に群を抜いて小さい町のクラブチームとしてはとても素晴らしい功績です。バーンリーは、町の人口に対する試合の出場回数の割合の国内最高記録を保持しています。バーンリー、よく頑張りました!


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    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

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