日本でテレビをつけると、たいてい最初に目に飛び込んでくるのは食べ物に関する番組です。そこには、食事をしている人々、料理をしている人々、食べ物について話している人々が映っています。日本人は本当に食べ物が好きなようです。そこで、今回は食べ物に関するイディオムを見てみましょう。
<ケーキ> 「The icing on the cake」とは、ある良い状況がさらに良くなることを意味します。 Arsenal not only won the League, the icing on the cake was they won the Cup too. アーセナルはリーグ優勝しただけでなく、さらに良いことにFAカップでも優勝しました。 簡単にできることは「a piece of cake」です。 The examination was a piece of cake for Mike. He had studied really hard. 一生懸命勉強したので、マイクにとって試験はとても簡単でした。 「you can’t have your cake and eat it too.」という表現は、いいこと (物) を2つ同時にしたり、手に入れたりすることはできないという意味です。 Martin wants to have more days off and a pay rise. He wants to have his cake and eat it too. マーティンはもっと休みも欲しいし、昇給も望んでいます。いいとこ取りがしたいのです。 「A slice of the cake」は分け前のことです。 Whenever I make a lot of money I know the taxman will want his slice of the cake. お金をたくさん稼ぐと、税務署が分け前を欲しがるのです。 <パン> あなたの「bread and butter」と言ったら、それは必要なお金を得るための仕事を意味します。 Working in a restaurant is Julie’s bread and butter, but she also takes acting courses and goes to auditions. ジュリーは生計を立てるためにレストランで働いていますが、演劇のコースを取り、オーディションも受けています。 「The greatest thing since sliced bread」は、素晴らしいものであることを意味しています。 Our new striker is the greatest thing since sliced bread. うちのチームの新しいストライカーは最高です。 「Half a loaf is better than none」は、一部でも持っていれば、何も持っていないよりはいいという意味です。 Half a loaf is better than none, so you’d better keep your part-time job until you find something better. 何もしないよりはましなので、もっといい仕事が見つかるまで、そのアルバイトを続けた方がいいでしょう。 <卵> 「get egg on your face」とは、自分がやったことに対して恥ずかしく思っている、ばからしく思っていることを意味します。 Boris Johnson really got egg on his face when he knocked down that small boy in Japan.ボリス・ジョンソンは、日本であの少年にタックルしたことを本当に恥ずかしく思っています。 「put all your eggs in one basket」は、1つのことにすべてを賭けることです。 Don’t put all your eggs in one basket; invest your money in a range of companies. リスクを分散させるために、色々な会社に投資しなさい。 「Don’t try to teach your grandmother how to suck eggs」とは、あなたよりもやり方をよく知っている人に教えようとしないこと、という意味です。 I thought I’d try to give John a few tips on how to use a computer but it was like trying to teach my grandmother how to suck eggs. He’s an expert. ジョンにコンピュータの使い方についてアドバイスしようと思いましたが、釈迦に説法でした。彼は専門家でした。 <その他> 「big cheese」とは、重要人物や権力者のことです。 Quick! Look busy! The big cheese is coming! 早く!忙しいふりをしなさい!ボスが来ますよ! 「past one’s sell-by date」とは、食べ物の賞味期限に関する表現です。ひどく古い物 (年老いた人) や使い古したものに対して、冗談っぽく使います。 That car of yours has passed its sell-by date. You’d better get a new one. あなたの車は盛りを過ぎています。新しい車を買った方がいいですよ。 「out to lunch」は、おかしい人であることを意味します。 Our team’s new manager is out to lunch. He’s sold all our best players and bought some really bad ones. うちのチームの新しい監督は正気ではありません。よい選手をすべて売り、ダメな選手を買いました。 これらの表現は食べ物に関するイディオムのほんの一部であり、他にもまだたくさんの表現があります。私が載せた文を何回か繰り返し、その後これらのイディオムを使用して、自分のオリジナルの文を作ってみて下さい。練習することで表現を自分のものにすることができるでしょう。頑張ってください! コメントの受け付けは終了しました。
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7月 2022
筆者Jeff |