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Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第133回 イギリスの政治で何が起きているのか?

11/4/2018

 
またもやイギリスの政治は大混乱で、これまで同様、これにはブレグジットが大いに関係しています。

テリーザ・メイ首相が公式の地方官邸チェッカーズでイギリス閣僚会議を開いた7月まで少し戻ってみましょう。内閣は、ブレグジット後のEUとの関係はどのような形が望ましいかについて詳細に話し合いました。ここで決定された提案は“チェッカーズ案”として知られ、すぐ後に“白書”として公表されました。ドミニク・ラーブEU離脱担当相はその白書について「イギリスとEUの間の、原理に基づいた、実利的で野心的な今後のパートナーシップに関する詳細な提案である」と述べました。また、「白書では、共通のルールブックと新しい円滑化された通関取り決めに支持される摩擦のない貿易を維持するために、物品の自由貿易圏が提案されているが、それらのルールとは、あくまでも国境における摩擦のない貿易に必要なものについてである」と述べました。
この“ソフト”ブレグジットに、トーリー党の強硬派や当時のEU離脱担当相であり、ほぼ直後に辞任したデイヴィッド・デイヴィス氏は反対していました。そして、EU離脱担当次官スティーブ・ベイカー氏と当時の外務大臣ボリス・ジョンソン氏も彼に続いて辞任しました。
それ以降、トーリー党内ではソフトブレグジット派と、基本的にEUに反対しているトーリー党の議員のグループであり、デイヴィス氏やジョンソン氏、欧州リサーチグループの議長ヤコブ・リースモーグ氏率いる強硬派の間で常に論争が繰り広げられています。
チェッカーズ案は、最近ザルツブルクで開かれたEU首脳会議で首相たちに代わる代わる非難され、打撃を受けました。EU大統領ドナルド・トゥスク氏は「チェッカーズ案は上手くいかないだろう」と言い、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は「受け入れられない」と言っています。主な懸念の一つは、アイルランド共和国と北アイルランドの国境問題です。アイルランド人もイギリス人も入国審査が必要となる“厳格な国境管理(ハード・ボーダー)”に戻ることは望んでいませんが、イギリスはまだすべての関係者が受け入れられるような方法を見つけられていません。
メイ首相は自身の姿勢を弁護しましたが、強硬派はチェッカーズ案を破棄するべきだと主張しています。
影のEU離脱担当相キア・スターマー氏(労働党)は、「テリーザ・メイ首相のチェエカーズ案では、我々が職や経済を守り、北アイルランドとのハード・ボーダーを避けるために必要な包括的なプランを示すことができていないことはこの何週間かで明らかである。首相は無謀なレッドラインをすぐに取り下げ、信用できるブレグジットプランを提案するべきだ」と述べています。
もちろん労働党内にも離脱推進派と残留推進派がありますが、両者の争いはそれほど激しくありません。党は、最終的に合意される条件によっては新たな国民投票を行う可能性があるという意見にまとまりつつあるようです。労働党の党員は残留推進派が圧倒的に多数です。
このような状況に反し、総選挙が再び行われる可能性もあります。世論は、国民が労働党の公共サービス縮小政策に反対であり、上層階級と下層階級との間の所得格差の大きさに憤慨していることを示しています。たとえば、FTSEトップ100の最高経営幹部たちの所得は平均的な労働者の賃金の145倍となっています。
一つ確かなことは、ブレグジットへの道のりはまだまだ長いですが、途中で何か驚くような大きな出来事があり得るということです。
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    筆者

    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

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