こんにちは。David McQuireです。今月からは数回にわけて論文のTables and Figuresを解説していきます。
論文にとって図表は大変重要な要素ですが、適切に作成して論文中で効果的に提示するのは簡単ではありません。逆にいうと、本文と図表を上手に組み合わせて提示できれば、文章では説明できない重要な内容を視覚的に訴えることができます。 図表を作成する際にまず考慮すべきことは、成績を提示する方法として最もスペースが少なく効率的で、かつ最も効果的に表現できるスタイルになっているかという点です。ジャーナルによっては、図表1点を数百ワードに換算したり、数を規定している場合もあるので、本文で述べたことを繰り返すだけではスペースの無駄使いです。データの全体的な傾向を示すときは図を使い、データのリストを示すときは表を使ったほうが本文で説明するより効果的といえます。 ジャーナルのレビュアーがチェックするポイントは次の5つです。 1. 図表がすべて本文中で引用され、正しい順番になっているか。 2. 図表の数は多すぎないか。 3. 本文の内容と重複していないか。 4. 表の場合、データは読みやすくデザインは適切か。 5. 図の場合、全体として明瞭かつ正しく表示されているか。 図表を作成するときはまず以上の点に注意してください。 次回も引き続き図表を作成するときのヒントをお話ししていきます。それでは。 コメントの受け付けは終了しました。
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著者Dr.McQuire |