追加情報も正しく伝える
これはどういう意味でしょうか。最近、ジャーナルは論文とともに提出する追加情報を長いリストで指定するようになりました。こうした情報は必ずしも研究報告に重要なものではなく、多くは別の文書や投稿用 ウェブサイトから入手する申告書に含まれます。 しかしながら一部の情報は通常、論文自体にも必要とされますので、簡単にこれらの点(試験登録、各施設の審査委員会(IRB)や動物実験委員会、インフォームドコンセント、ヘルシンキ宣言や動物愛護宣言、利益相反に関する記述)を確認しておきたいと思います。 ・試験登録‐最近、多くのジャーナルが、全ての無作為化比較対照試験(時に、全ての介入試験)を承認された登録制度に試験開始前に登録するよう要求しています。従って抄録および/または方法に登録番号を記述する必要がありますが、著者はしばしばこれを忘れています。 ・IRB 他‐通常、貴方の研究がIRB(または動物実験委員会)に承認されたことを方法のセクションで述べる必要があります。 ・インフォームドコンセント‐ほとんどの臨床研究では、被験者が参加に対してインフォームドコンセントを提出したことを方法で述べる必要があります。 ・ヘルシンキ宣言他‐通常、貴方の研究の指針となった倫理原則について方法で述べる必要があります。一般に、臨床試験ではヘルシンキ宣言を引用し、動物試験では各施設の動物愛護員会または公表されているガイドラインについて言及します。 ・利益相反–ジャーナルはしばしば利益相反に関する記述を要求し、これは表題ページの脚注としてまたは論文本文の後ろに別のセクションとして置かれます。 これらの点をいずれも見落としていないか、論文を確認して下さい。論文受理までの審査過程が長引く可能性があります。 コメントの受け付けは終了しました。
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筆者
Dr.McQuire |