Yamada Translation Bureau, Inc.
  • ホーム
  • Home
  • 首页
  • 会社情報
    • 会社概要
    • 事業所
    • 品質 / 情報セキュリティ
    • コンプライアンス
  • About Us
    • Profile
    • Offices
    • QMS/ ISMS
    • Compliance
  • 公司信息
    • 公司概要
    • 公司
    • 品质管理/信息安全
    • 遵守法规政策
  • サービス
    • 翻訳
    • 医学論文添削
  • Services
    • Translation
    • Manuscript editing / proofreading
    • FAQ >
      • FAQ(Translation)
      • FAQ(Edit)
  • 服务
    • 翻译
    • 医学论文校正服务
    • 付款方式
  • お問合わせ
    • お問合わせ/ご注文
    • FAQ >
      • FAQ(翻訳サービス)
      • FAQ(論文添削サービス)
    • 登録翻訳者・翻訳チェッカー募集
  • Contact us
  • 联络我们
    • 联络我们/委托翻译
    • 上传文件获取免费报价
    • 常见问题(FAQ) >
      • 常见问题(论文校正服务)
  • お客様の声
  • Testimonials
  • 客户之声
Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第54回 世界から見た日本のブランド力

2/3/2012

 
ブランドという言葉は製品のラインアップを指すもので、有名どころではコカコーラやサムスン、トヨタなどがありますが、有名で評判の高いブランド品にオーナーはステータスとクオリティを感じるものです。最近ではブランドの意味は多様化し、映画や音楽、そして国家さえもブランド化されるようになりました。例えば映画のスターウォーズは1つのブランドと言えるでしょう。またJポップグループのAKB48は、複数のメンバーが同じグループに融合する1ブランドと言えるでしょう。
 
国家もまた経済情勢などの観点からブランドとして扱われることがあります。例えば昨今の欧州連合(EU)、中でもギリシャやイタリアは困窮が一層深刻化しているブランドとなっている一方、経済力のインドや民主化を推し進めるバーマなどは強さを増す国家のブランドとなっています。では日本はどうでしょうか。
 
1980年代後半から1990年代初頭にかけて日本のブランド力は非常に強く、その成功の秘訣を探ろうとする欧米の有識者から注目の的でした。そうした日本のブランド力はバブル崩壊後に幾分色あせたものの、なお高い名声と勝ち組のイメージを維持してきました。
 
そんな中昨年3月11日に大震災が生じ、続く福島原発のメルトダウンによって日本は突然世界から連日にわたって注視されるようになりました。無事だった方々の生真面目さと勇気、復旧作業にあたる人々の勇気は高く評価され、当初日本のブランド価値は上昇しました。しかし、東京電力にまつわる嫌なニュースやその状況収拾の不手際が明らかになるにつれ、被災者への思いは別として世界は日本というブランド価値を再び格下げし始めました。
 
現代社会にあって情報は瞬時に世界を席巻することを誰もが知っています。スカイプやコンピューターを使えば世界中の誰でもテレビキャスターになれる時代ですから、国家や企業にとっての朗報だけでなく都合の悪いニュースもすぐに世界中に広まることを誰も止めることはできません。こうした驚きのニュースが昨年もたびたび伝えられたことはご存じのとおりです。
 
にもかかわらず日本の財界トップの多くが教訓を活かしていないように見受けられます。その例がオリンパスの不祥事です。日本は再び世界的に“brand化される” - 焼印を押される - こととなりました。世界中が驚かされたのは、信頼され世界的評判を得ていた会社が密かに帳簿を改ざんしていたことよりも、日本の機関投資家がこのような状況は気にも留めない有様なのだということでした。
 
東京電力とオリンパスの不祥事についてジャパンタイムズに寄稿した親日家で1980年から4年間駐日英国大使を務めたヒュー・コルタジ氏は、「活動不能になった福島第1原発の原子炉の冷温停止が12月になってようやく完了したことについて日本がいくら保証しても、各国政府はもはや評価しようともしなくなっていることは驚くに当たらない」と述べています。さらに、「海外の知識人の目からすれば、(オリンパス)の経営陣の総入れ替えを早急に行わなければならない」と加えています。
 
日本という国のブランド価値は明らかに低下しています。今年こそ持ち直し政策が行われることを期待するばかりです。

コメントはクローズされています。

    過去の記事を読む

    7 月 2022
    8 月 2021
    6 月 2021
    5 月 2021
    4 月 2021
    3 月 2021
    2 月 2021
    12 月 2020
    11 月 2020
    10 月 2020
    9 月 2020
    8 月 2020
    7 月 2020
    6 月 2020
    5 月 2020
    4 月 2020
    3 月 2020
    11 月 2019
    10 月 2019
    9 月 2019
    8 月 2019
    7 月 2019
    6 月 2019
    5 月 2019
    4 月 2019
    3 月 2019
    2 月 2019
    1 月 2019
    12 月 2018
    11 月 2018
    8 月 2018
    7 月 2018
    6 月 2018
    5 月 2018
    4 月 2018
    3 月 2018
    2 月 2018
    1 月 2018
    12 月 2017
    11 月 2017
    10 月 2017
    9 月 2017
    8 月 2017
    7 月 2017
    6 月 2017
    5 月 2017
    4 月 2017
    3 月 2017
    2 月 2017
    1 月 2017
    12 月 2016
    11 月 2016
    10 月 2016
    9 月 2016
    8 月 2016
    7 月 2016
    6 月 2016
    5 月 2016
    4 月 2016
    3 月 2016
    2 月 2016
    1 月 2016
    12 月 2015
    11 月 2015
    10 月 2015
    9 月 2015
    8 月 2015
    7 月 2015
    6 月 2015
    5 月 2015
    4 月 2015
    3 月 2015
    2 月 2015
    1 月 2015
    12 月 2014
    11 月 2014
    10 月 2014
    9 月 2014
    8 月 2014
    7 月 2014
    6 月 2014
    5 月 2014
    4 月 2014
    3 月 2014
    2 月 2014
    1 月 2014
    12 月 2013
    11 月 2013
    10 月 2013
    9 月 2013
    8 月 2013
    7 月 2013
    6 月 2013
    5 月 2013
    4 月 2013
    3 月 2013
    2 月 2013
    1 月 2013
    12 月 2012
    11 月 2012
    10 月 2012
    9 月 2012
    8 月 2012
    7 月 2012
    6 月 2012
    5 月 2012
    4 月 2012
    3 月 2012
    2 月 2012
    1 月 2012
    12 月 2011
    11 月 2011
    10 月 2011
    9 月 2011
    8 月 2011
    7 月 2011
    6 月 2011
    5 月 2011
    4 月 2011
    3 月 2011
    2 月 2011
    1 月 2011
    12 月 2010
    11 月 2010
    10 月 2010
    9 月 2010
    8 月 2010
    7 月 2010
    6 月 2010
    5 月 2010
    4 月 2010
    3 月 2010
    2 月 2010
    1 月 2010
    12 月 2009
    11 月 2009
    10 月 2009
    9 月 2009
    8 月 2009
    7 月 2009
    6 月 2009
    5 月 2009
    4 月 2009
    3 月 2009
    2 月 2009
    1 月 2009
    11 月 2008
    9 月 2008
    8 月 2008
    7 月 2008
    6 月 2008
    4 月 2008
    3 月 2008
    2 月 2008
    1 月 2008
    12 月 2007
    11 月 2007
    10 月 2007
    9 月 2007
    8 月 2007
    7 月 2007
    6 月 2007

    筆者

    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

会社方針
医学論文のヒント
企業方針
​情報セキュリティ方針
​
品質方針
​
個人情報の取り扱い
​
サイトポリシー
Dr.McQuireの英語医薬論文の鍵
Dr.McQuireのメディカルライティング教室
​査読者に対する回答の書き方
​医療統計教室
​

blog

Jeffの言葉と文化のとらえ方
信息安全政策         品质方针          网站政策


Picture
Company Policy
ISMS Policy
Quality Policy
Privacy Policy
Site Policy
  • ホーム
  • Home
  • 首页
  • 会社情報
    • 会社概要
    • 事業所
    • 品質 / 情報セキュリティ
    • コンプライアンス
  • About Us
    • Profile
    • Offices
    • QMS/ ISMS
    • Compliance
  • 公司信息
    • 公司概要
    • 公司
    • 品质管理/信息安全
    • 遵守法规政策
  • サービス
    • 翻訳
    • 医学論文添削
  • Services
    • Translation
    • Manuscript editing / proofreading
    • FAQ >
      • FAQ(Translation)
      • FAQ(Edit)
  • 服务
    • 翻译
    • 医学论文校正服务
    • 付款方式
  • お問合わせ
    • お問合わせ/ご注文
    • FAQ >
      • FAQ(翻訳サービス)
      • FAQ(論文添削サービス)
    • 登録翻訳者・翻訳チェッカー募集
  • Contact us
  • 联络我们
    • 联络我们/委托翻译
    • 上传文件获取免费报价
    • 常见问题(FAQ) >
      • 常见问题(论文校正服务)
  • お客様の声
  • Testimonials
  • 客户之声