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Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第50回 最近の流行語と紙面を賑わせた言葉

10/13/2011

 
英語はフレキシブルな言語で、新しい言葉が生まれ、それまでの言い方が廃れるというスタイルが繰り返されます。この観点から、最近流行った言い方をいくつか取り上げます。
 
コンピューターは今や誰にとっても欠かせない存在となりましたが、世の中のあり方も様変わりさせたと言えます。コンピューターはまた新しい言葉の宝庫でもあります。まずはその例から見て行きましょう。
 
何かいいアイデアのきっかけを見つけようと思ったら、Google検索で「ググる」と答えが見つかるかもしれません。英語では「you will ‘google’ it」のようにそのまま動詞として使われます。Google以外の検索エンジンを利用して検索する場合でも’google’と言います。
 
「blog - ブログ」という言葉は元々は名詞で、パソコンを使って自分のアイデアや起こった出来事などを記録に留めておく日誌の意味がありましたが、今ではブログを書くという意味の動詞としても定着しました。ブログを更新し続ける人は ‘blogger’ と呼ばれるようになり、ブログをすること(blogging)を簡単にできるようにしたのがFacebook - フェースブックです。フェースブックで自分のサイトを更新し続けることを意味する ‘facebooking’も流行り言葉になっています。
 
いろいろなブログを読んでいくと、‘woot’という言葉を見つけることがあるかもしれません。‘w00t’ と表記される場合もありますが、いずれもコンピューターおたくと呼ばれる人たちの間で使われていた言葉ですが、今やコンサイスオックスフォード英英辞典にも収められています。うれしかったり興奮した時の間投詞で、 “We won the game. Woot!”のように使われます。
 
ご存じのとおり、携帯電話は(特に若い世代の人たちにとって)超使えるコンピューターとなっており、携帯メールの送受信が盛んに行われています。携帯メールは英語で text messageと言いますが、これにはまった人たちは ‘textaholic’と呼ばれるようになりました。由来は  ‘alcoholic’に通じます。同じように‘chocoholic’ という言い方もあります。もちろんこれはチョコレート好きの人を指します。
 
さて、この10年間は世界で様々な出来事が起きました。中でも世界的、全国的に広がる病気という意味のpandemicという言葉は世界を席巻し、日本でもパンデミックと言われるようになりました。(因みに、2000年から2009年まで、つまり00年代のことを英語ではゼロ- nought を用いてnoughtiesと言います。)
 
金融不祥事も多く取りざたされました。このため金融機関の資金をこっそりと法を犯して使い込んだ張本人である「rogue trader - 悪徳業者」という言葉も頻繁に見聞きされました。金融機関が傾くと、政府主導で救済策が取られます。このため数多くの「bailout」(救済融資)が必要となりました。
 
そして政府は金融危機への対応に追われ、「bipartisan - 二大政党、超党派」なる歩み寄りが生じます。この結果、「blamestorm」という言葉が流行るようになりました。すでに周知の言葉である「brainstorming」(相手の意見に反論することなく様々なアイデアを出し合う建設的な会議手法)をもじった言葉で、一個人や一企業の失敗原因や責任を追及するという意味を持ち動詞と名詞の両方で使用されます。
 
時に、抗議する人々が通りを埋め尽くす事件が起こります。英国警察はこれに対し新しい戦術「kettling」で立ち向かいました。大勢のグループからなる市民を離散させるように進行してから取り囲み、社会運動を封じ込めるというものです。They ‘kettle the crowd’のように用いられます。
 
気持ちが沈んでしまいそうな出来事の事例が続きましたが、ごく最近熱狂的な流行りを見せている「planking」(プランキング)は別です。Plank(板張り、厚板)を真似た固い姿勢で横ばいになり顔を下に向けるという、日常とかけ離れたシチュエーションを収録した写真です。椅子に腰かけてゆっくりしたいと思ったら、ついでにGoogleで「planking」と入力するだけで、すぐ笑わせてもらえることうけあいです。

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    筆者

    Jeff
    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

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