ついに閉幕しました。これまでで最も長かったプレミアリーグのシーズンが終了しました。もちろんリバプールが30年ぶりにチャンピオンとなりましたが、2位との差はタイトルが確定した時点での23ポイント差から18ポイント差まで縮まりました。また、最終的な勝ち点は99ポイントで、100ポイントという目標には届きませんでした。これは、シーズン再開後、私の地元チームであるバーンリーとのホームゲームを1対1で引き分けるなど、いくつかつまずきがあったためです。ともあれ、リバプールをお祝いしたいと思います。彼らは間違いなく来シーズンも注意すべきチームとなるでしょう。 マンチェスター・シティは、ほぼすべての人が優勝を予想していましたが2位に終わりました。それでも、彼らは他のどのチームよりも多い102ゴールを獲得し、得失点差も+67と最多でした。また、マンチェスター・シティにはプレミアリーグでおそらく最高の選手といえるベルギー代表のケヴィン・デ・ブライネがいます。デ・ブライネはノーウィッチ・シティを5対0で打ちのめしたシーズン最終戦で素晴らしい2ゴールをあげ、改めてその価値を示しました。 マンチェスター・ユナイテッドは、シーズン前半は苦戦を強いられていましたが、勝ち点66を獲得し、同じく勝ち点66のチェルシーに得失点差で15ゴール上回り、3位となりました。つまり、来シーズンのチャンピオンズリーグに出場することになります。 一方、チェルシーはヨーロッパ最大の大会への出場は逃しましたが、レスター・シティ(5位)やトッテナム・ホットスパー(6位)とともにヨーロッパリーグの出場枠を獲得しました。 今シーズンの最も大きなサプライズの一つはシェフィールド・ユナイテッドでした。新たに昇格してきたチームのためリーグ下位または再び降格することさえ予想されていました。ところが、その強く攻撃的なプレーで国中を驚かせ9位となり、一時はヨーロッパリーグの出場候補として戦いました。 順位表の最後尾では、ノーウィッチ・シティが魅力的なプレーもあったものの比較的早い段階で降格決定となりました。獲得した勝ち点はわずか21ポイントで、また最終戦では5対0で惨敗しました。 ノーウィッチ・シティのすぐ上では〝降格″を避けるために必死なチームの間で様々な争いが繰り広げられました。ブライトン、ホーヴ・アルビオン、ウェストハム・ユナイテッドはいち早く危機から脱出し、アストン・ヴィラ、AFCボーンマウス、ワトフォードが降格する残り2チームの候補となりました。ワトフォードは最終戦で勝つ必要がありましたが、アーセナルとのアウェーゲームに負け、勝ち点34でシーズンを終了しました。AFCボーンマウスは他の下位チームを得失点差で上回っていて、エバートンとのアウェーゲームに1対3で勝ち、こちらもまた勝ち点34でした。しかし、アストン・ヴィラがウェストハムとのアウェーゲームを1対1で引き分け、勝ち点35で終了した瞬間に2チームの心は打ち砕かれました。最終的にウェストハムは彼らに4ポイント差をつけ16位で終了しました。 本当に劇的なシーズン終了でした! 今シーズンは、スタンドに観客の姿はなく、選手や監督、コーチの声だけが聞こえるという不思議な終わり方でした。9月からの来シーズンはファンもある程度スタジアムに入ることが許されることを願いますが、それはまだ協議が行われています。とりあえず、またすべてが始まるまでの間、選手たちにはゆっくり骨休めをしてほしいですね。 コメントの受け付けは終了しました。
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7月 2022
筆者Jeff |