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Aspects of language and culture, by Jeff
~言葉と文化のとらえ方~

第116回 貴族院

4/10/2017

 
ほとんどの民主主義国と同様に、イギリスも“二院制”議会を採用しています。しかし、他と違い、上院は選挙で選ばれるのではなく、世襲または任命されるロードおよびレディーである“貴族”から成っています。
そうです、過去100年のあいだの改革および改革の試みにもかかわらず、貴族院(上院)の92名は、いまだにその血統のおかげで議員となっています。イギリスはなんと独特なのでしょう!どれだけ“古風”なのでしょう!
今日の議会は、大主教、主教、僧院長、伯爵、男爵、自治区(市)の議員、州議員で構成されていた王の相談役の一団が発達したものです。エドワード3世の時代(1327~77年)に、一団は庶民院(代表者)と貴族院(その他)に分けられました。
1832年の第1次選挙法改正までは、長い間、上院(貴族院)が権限のほとんどを有していました。この法律により、それまで大きく代表性を欠いていた下院議員の選挙が改革されました。改革前は、マンチェスター市などでは、有権者の権利を持たない人々が多くいました。また、たった11人の選挙人しか2人の代表者を議会に送る権利を持っていなかったオールド・セーラムのような“腐敗選挙区”もありました。世紀が進むにつれ、下院(庶民院)が徐々に優勢になってきました。
20世紀には、貴族の権力を縮小する様々な法律が成立しました。1958年には、一代貴族法によって、一代限りの男爵(男爵および女性男爵)の任命が認められました。これにより、上院の議員である一代貴族と世襲貴族のバランスが変わり始めました。その後、1999年に、貴族院法によって、92名を除くすべての世襲貴族が除名されました。これはすべての世襲貴族を追放するための最初のステップとされ、新たな上院(貴族院)の成り立ちについて多くの議論がなされましたが、今日までさらなる改革は行われていません。
一代貴族はどのように選ばれるのでしょうか?一代貴族は、首相や貴族院自体の助言に基づき、王族によって任命されます。新たな一代貴族の多くは、たとえば、政治任用者や元の内閣の大臣などです。そして、伝統的に、下院議員はバランスを保つために各政党が自分たちの候補者を指名することを許可します。しかし、政治の狭い世界以外からの新たな一代貴族も多くいます。科学者、公務員、企業家など、様々な職業の著名人です。これにより、貴族院は他国の上院には太刀打ちできないような幅広い知識と経験を有することになります。
一代貴族は、議会への出席に対して給料が支払われるのではなく、非課税の多額の日当と必要経費が支給されます。
さて、それでは今日の貴族院の構成はどのようになっているのでしょう?現在、貴族院の議席数は804で、イングランド国教会および女王を長とする英国国教会の大主教と主教である“聖職貴族”や、その他の“世俗貴族”などが含まれ、それぞれ様々な政党を形成しています。まず、保守党や聖職貴族の議員から成る女王陛下の政府(与党)があり、彼らが議会の一方に座ります。彼らの正面には女王陛下の野党(公式野党)、労働党、そして自由民主党などその他の政党が座ります。これらに対して90度の位置に座るのが、いずれの政党にも属さない“中立派”の議員(クロスベンチャー)です。実は、彼らこそが3番目に大きなグループであり、自由民主党の数を上回っています(177議席vs.102議席)。
貴族院はどのような権限を持っているのでしょうか?法案は庶民院で審議され、採決に付された後、貴族院に提出されます。貴族院はその法案を審議し、庶民院に戻す前に修正をすることができます。庶民院でもう一度法案を審議し、修正を承認または削除し、再び貴族院に提出します。通常、法案はこの段階で貴族院によって可決されますが、場合によっては再度審議され、遅延されます。最終的には庶民院が優位ですが、貴族院は法案の成立を2議会分、または1年遅らせることができます。
この権限は、最近、多数の保守党議員が自身の政党に反対し、貴族院が政府の第50条(ブレグジット)法案を2度否決した際にはっきりと示されました。ガーディアン紙は下記のように報道しました:
「貴族院は、メイ首相のブレグジット交渉の最終結果に対して議会が拒否権を持つことに賛成票を投じ、政府の第50条法案は2度目の敗北を喫した。
メイ首相のブレグジット交渉を難航させ、“国益が損なわれる”という政府の主張にかかわらず、貴族院は労働党主導の修正案を366対268で可決した。」
「ブレグジット法案は、今後、ブレグジット交渉について議会の承認を得ることをメイ首相に強いる修正およびEU出身の住民の権利を保証する修正を加えて庶民院に戻される。
保守党の下院議員の中には、メイ首相がEUとの交渉が成立しないまま離脱を推し進めようとした場合、議会で投票が行われるかどうかが不明であることに不満な議員もいるが、下院(庶民院)はこれらの修正案を覆す見込みである。
これにより、ブレグジット法案は貴族院に戻され、最終的に撤回され、庶民院が優位であることを示すことになるだろう。」
貴族院は、普段はあまり牙を剥きませんが、まったく攻撃しないというわけでないことは確かです。

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    イギリス、ランカシャー出身。1992年からYTBのエディターとして活躍。その他にも大阪大学、関西大学、大阪外語大学で教壇に立っている。大阪在住。

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