
こんにちは. それでは第3回をはじめましょう. ハイフンについては今回で最後となります. 最終回のテーマは「ハイフンを使わないケース」です.
第1回, 第2回で見てきた通り, ハイフンは単語のつながりを明らかにしたり, 意味をはっきりさせるうえで便利なものです. ただ, その便利さゆえ, あまり深く考えずに使いがちです. ここでは, ハイフンを使わない基本的なケースを押さえていきましょう.
以下に挙げた例では, 一見ハイフンを使っても問題なさそうに見えます. しかし, 実際はハイフンを使わない方が自然だと受け入れられています.

上記は一例です. 迷ったらまず辞書を引きましょう.
次の接頭辞の後ではハイフンを使いません. ここでは一般的なものだけを挙げます.

ただし, 上記の後でもハイフンを使うケースがあります. 後ろに来る単語が固有名詞や略語の場合, 大文字で始まる場合, ハイフンがなければ母音が連続する場合などです. 以下に例を挙げます.

また, 第2回で紹介した「あいまいさを避ける」ために使うこともあります.
これでハイフンについての説明は終わりです.
使い方に一応のルールはありますが, 例外もあります. また, その例外をすべて覚えたつもりでも, また新たな例外に遭遇することでしょう.
ハイフンの使い方をマスターするには, 粘り強く取り組んでいくしかありません. そのためには, 「使わないケース②特定の接頭辞」などは暗記する必要があります.
なかなか簡単ではありませんが, 焦らず気長に取り組んでください.
The Chicago Manual of Style 15th edition. Chicago: The University of Chicago Press, 2003.
AMERICA MEDICAL ASSOCIATION MANUAL OF STYLE 9th Edition. Chicago: American Medical Association, 1998.
MLA Handbook for Writers of Research Papers Sixth Edition. New York: The Modern Language Association of America, 2006.